01 / WHO IS DRAKE?
Drakeとは
本名はAubrey Drake Graham。カナダ・トロント出身のラッパー、シンガー、ソングライターである。音楽活動以前には俳優としてテレビドラマ『Degrassi: The Next Generation』に出演していた。
ミックステープ『So Far Gone』をきっかけに広く注目され、Lil Wayne率いるYoung Moneyの流れからメジャーシーンへ進出。ラップとメロディを自在に往復するスタイルで存在感を拡大した。
勝者の自信と、深夜の孤独。その両方がDrakeだ。
02 / THE DRAKE FORMULA
音楽を理解する3つの軸
ラップと歌を自然につなぐ
強気なラップ、R&B的な歌、ポップのフックを一つの作品に違和感なく共存させる。
成功と孤独を同時に描く
名声や勝利を誇る一方で、恋愛の失敗、疑念、嫉妬、友情の変化も隠さない。
世界各地の音を取り込む
トロントの冷たい音像を軸に、ダンスホール、UKラップ、アフロビーツ、ハウスへ接近する。
03 / ESSENTIAL PROJECTS
まず押さえたい7作品
『So Far Gone』
ラップと内省的なR&Bを組み合わせ、Drakeの名前を世界へ広げた重要なミックステープ。
『Take Care』
夜のトロントを思わせる音像と、恋愛、孤独、成功後の人間関係を描いた代表作。Drake入門の最有力候補。
『Nothing Was the Same』
スターとしての自信と過去を振り返る内省が同居。ラップとメロディのバランスがよい。
『If You’re Reading This It’s Too Late』
歌よりラップの鋭さを前面に出し、冷たいビート、警戒心、競争心が連続する。
『Views』
トロントを大きなテーマに、ダンスホールやポップの要素を拡張した作品。
『Scorpion』
ラップ中心の面とR&B中心の面を分けた大作。ポップスターとしての強さが表れている。
『Honestly, Nevermind』
ハウスやダンスミュージックへ大きく踏み込んだ実験作。変化を恐れない姿勢が分かる。
04 / START WITH 5 TRACKS
初心者にすすめたい5曲
“Best I Ever Had”
初期Drakeの魅力をつかみやすい。親しみやすいメロディと自信のある言葉が共存する。
“Marvins Room”
深夜の孤独、未練、酔った感情を生々しく描く、内省的なDrakeの象徴。
“Started From the Bottom”
シンプルなビートの上で、自身の歩みと成功を宣言する代表曲。
“Hotline Bling”
歌、リズム、ポップな親しみやすさがまとまり、普段ヒップホップを聴かない人にも入りやすい。
“God’s Plan”
大きなスケールのフックと、運命や周囲との関係を語る内容が特徴。
05 / LISTENING ORDER
おすすめの聴く順番
- 入口Take Care
- ラップNothing Was the Same
- 攻撃性If You’re Reading This It’s Too Late
- ヒットViews
- 規模感Scorpion
- 変化Honestly, Nevermind
- 原点So Far Gone
公式サイトには『For All The Dogs』『Her Loss』『$ome $exy $ongs 4 U』などが並び、最新期には『ICEMAN』『HABIBTI』『MAID OF HONOUR』も展開。ひとつのジャンルや発表方法に固定されない。
Recording Academyの公式プロフィールではGrammy Awardsを5回受賞、56回ノミネート。ラップとR&Bの距離を縮め、ストリーミング時代の作品づくりにも大きな影響を与えた。
SOURCES
